ジアミンフリーのロハスカラー(HC染料入り)で染めてみました。

ロハスカラーというカラー剤があります。

ヘナにHC染料が入ったもので、ジアミンではなく安全性は高いと評価されています。

もちろん、厚生労働省認可のものです。

 

ヘナになぜHC染料を混ぜるのか、というのは濃い色を出したいからです。

ヘナはオレンジ発色。茶系の色にするにはインディゴ(青色発色)を重ねるしかありません。

但し、インディゴの発色は遅く、また濃い茶色までにはならないので、

濃い茶色を求める方や、黒を求める方はヘナやハーブカラーだけのものではできません。

 

そこで、ヘナに何かを混ぜなくてはならないのです。

以前はヘナにジアミンというアレルギーの元となるものを入れたものが流通し、

多くのアレルギー被害が出ました。そこでヘナにジアミンを混ぜたものが人体に使えない決まりが出来ました。

 

現在はその薬剤はウイッグ(人形)用として、流通しています。

また、その法の網をくぐって、ヘナではないハーブ系の粉にジアミンを混ぜたものが

比較的多く、美容業界に流通しています。香草カラーなどが代表的です。

当然、ジアミンかぶれは発生します。

 

当店では香草カラーなどの自然派を謳わせて、実はジアミンが微量ですが入っているものでかぶれを起こした

経験をお持ちの方が多く,遠方よりお越しいただいております。

選ばれるメニューは天然成分100パーセントヘナ&ハーブカラーが圧倒的です。

キャンペーンでお得にしているのですが、好評なので随分と長くキャンペーンをしております。

 

さて、ロハスカラーはジアミンではなくHC染料です。

安全と謳われ、厚生労働省認可です。植物アレルギーもある世の中、

HC染料の方が安全。とメーカーは胸を張っています。

でも、何でも注意は必要です。世の中100パーセント安全はあり得ません。

どんなに安全なものでも、パッチテストは必要です。

 

さて、ロハスカラーの長所は以下のものです。(ヘナ&ハーブ100%カラーに比べて)

1、染めるのにヘナ&ハーブ100%カラー(放置時間1時間以上) に比べて時間がかからない(放置時間30分)

2、濃い茶色、黒に近い色が表現できる。

 

ロハスカラーの短所は以下のものです。(ヘナ&ハーブ100%カラーに比べて)

1、色落ちがある。シャンプー後に白のタオルでふくと、タオルに色がつく。

2、天然100パーセントではないので、デトックス効果は?である。

 

ヘナ&ハーブ100%カラーと一緒のもの。

1、ジアミン入ってなく、アレルギーを起こす心配が極めて低い。

2、ジアミン及び、過酸化水素を使わないので、頭皮の刺激が無い。

 

それでは、ロハスカラーの画像は以下の通りです。

これは一番濃い色で染めたものです。

 

ロハスB3.jpg施術前ロハスB3施術前.jpg

ヘナ&ハーブ100パーセントカラーでは苦手な濃い色が出せています。

しかしながら、HC染料の欠点は色落ちが有り、汗をかいたりすると

帽子などに色がついてしまいます。

その点はマニキュアに似ています。

その点をご説明をしますと、時間がかかっても良いからと

天然成分100パーセントヘナ&ハーブカラーを選ばれるようになってしまいます。