ヘナ及びヘナ&ハーブは白髪染に使われます。
ここでは純粋ヘナとヘナ&ハーブ(ヘナとハーブの粉の混合したもの)がありますが
ここでは純粋ヘナについて大きく説明します。
純粋ヘナは白髪がオレンジ色に染まります。オレンジと褐色の間くらいになる方もいますが
大体、濃いオレンジ色です。
白髪がまばらならば、純粋ヘナで染めると、オレンジ色の毛髪がまばらにある状態になります。
オレンジ色のメッシュの状態になりますので、綺麗ですね。
白髪が多くなれば純粋ヘナで染めるとオレンジ色の部分が多くなります。
白髪がとても多くなるとオレンジの頭になってしまいますので避けた方がよいですね。
白髪にオレンジ色の色素が入ると書きましたが、他の黒髪にもオレンジの色素が入っています。
純粋ヘナで染めると黒髪は黒髪のままですが、オレンジの色素が入ったことで、明るい場所では
ややオレンジかかっているかな、、。程度の変化があります。
髪がくすんでいる方にはこの純粋ヘナで染めると健康そうな髪に変わります。
また、真っ黒の髪が嫌な方がわずかに明るくしたい方にはうってつけです。
真っ黒の髪の方が僅かに明るくするには通常アルカリカラーを使います。
真っ黒の髪の方は4トーンから5トーンの明度です。それを0.5から1トーン上げるように薬剤を選定します。
そうすることで、
1、普段とあまり変わった印象を持たれたくない。
2、新たに生えてきた髪との差があまり目立たない。
という事が出来ますが、アルカリカラーには欠点があります。それは退色です。
0.5トーン明るくしても、髪の状態によりますが、どのような髪でも1か月後には1トーン差くらいにはなります。
2か月後にはもっとです。また、アルカリカラーは髪へのダメージが大きいです。
純粋ヘナの場合は退色がありません。ですから、プリンの状態になりません。(近くで凝視すればやっと判るくらい)
トーンで判断すると0.2、0.3トーン位でしょうか。(無理やりな当てはめですが)
そして」髪へのダメージもありません。
また、カラーリングの身体への影響を考える乳児をお持ちの方には喜ばれています。
ヘナ&ハーブは純粋ヘナにインディゴなどの他の色のハーブを混ぜて、茶色の方向へ持って行ったものです。
その場合は、白髪には茶色に染まりますが、黒髪は黒髪のままです。
トーンアップはありません。
白髪が多い方にはお勧めのカラーとなります。